今から35年前、現在住んでいる自宅を建築中、まだ小学生だった私は何がどう進んでいるのか、あまりよく分かりませんでした。

建築中の仮住まい体験談
建築中の仮住まい体験談

今から35年前

■43歳 女性

今から35年前、現在住んでいる自宅を建築中、まだ小学生だった私は何がどう進んでいるのか、あまりよく分かりませんでした。

家を建てている間、隣の借家に仮住まいさせてもらえるようになったからと母に言われ、家を取り壊している最中まで、毎日せっせと荷物運びをやっていました。

いよいよ家の解体工事が始まると、愛犬を連れて仮住まいの狭い家に移動しました。
すると、大工さんがやってきて、お嬢ちゃん、わんこが戻ってきてるよ、と言うのです。
慌てて見に行くと、台所に上がる裏口に置いてあった自分の赤い座布団の上に、ちょこんと寝そべっています。その周りをどやどやと人が通り、バリバリと壊される音がしているのにもかかわらず、です。
それを見て、愛犬にとって大事な座布団を持っていくのを忘れていたことに、子供心に申し訳なさを覚えました。

姉と一緒に、愛犬と座布団をそれぞれ持って仮住まいへ移動すると、愛犬はほっとしたのか、それ以降壊されている途中の家へ戻ろうとはしなくなりました。

仮住まいの家は庭がなかったことから、建築中、愛犬はずっと家の中にいられて嬉しそうだったのが印象に残っています。

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